2017.01.20 Friday

1/20(金) しょうけい館

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学舎の窓ー校長室だよりー


〈写真:しょうけい館〉
 1月の3年生は特別時間割を組んでいます。
 今日はその中で、親大学の二松學舍大学・国際政治経済学部始め社会学系の大学学部へ進学する生徒たち40名余りが、社会の授業の一環で学校からほど近い「しょうけい館」を訪れました。「しょうけい」とは、受け継ぐ、語り継ぐという意味の「承継」を平易にひらがなで表記したものです(ガイドブックより)。生徒は貴重な実地学習をしたようです。以下、引率・指導された車田先生からの写真とレポートです。

 3年生3学期の特別授業では、毎年、学校近くの史跡や博物館の見学を取り入れています。今年も徒歩で10分ほど、九段下駅の近くにある「しょうけい館」を訪問しました。13日(金)と20日(金)の2週にわたり、1クラスずつです。
 しょうけい館は、戦傷病者とそのご家族などが戦中・戦後に体験した様々な労苦についての証言・歴史的資料・書籍・情報を収集、保存、展示する国立の博物館です。館内では、証言映像シアター視聴➡展示見学、展示見学➡証言映像シアター視聴という2グループに分かれて学習しました。事前に専門職(学芸員・説明員)の方々の解説やレクチャーをお願いしたことにより、生徒たちは単なる見学に留まらず、戦争の在り様や実態の一端に触れることが出来たと思います。既に通常授業で第二次世界大戦(アジア太平洋戦争)については学習済ですが、館内での学習が組み合わさったことで、一層、その効果が高まったと思われます。これもまた、いわゆる「アクティブラーニング」の一形態と考えています。

〈写真左:展示見学  右:証言映像シアター視聴〉

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